浸潤性粘液腺癌

河原先生が「Invasive mucinous adenocarcinoma of the lung: Serial CT findings, clinical features, and treatment and survival outcomes. Thorac Cancer. 2020 Dec;11(12):3463-3472」を抄読しました。昨年1年間の高松修行で4例経験し興味を覚えたようです。以前はmucinous BACという名前で細菌性肺炎と間違うような疾患でしたが、細気管支肺胞上皮癌をBAC(bronchioloalveolar carcinoma)とWHO分類でなったため、invasive mucinous adenocarcinoma(浸潤性粘液腺癌)と呼ぶようになりました。IMAは自然に浸潤影が軽快するspontaneous regression of airspace opacities (SRA)とnon-SRAに分けて(n=14 vs n=32)解析しました。SRAのほうが腫瘍が大きく多発性で、予後不良でした。肺炎様のIMAは浸潤影、すりガラス影、辺縁不明瞭であり、腫瘍部分と非腫瘍部分があり、自然退縮部分には器質化肺炎、macrophageを含んだ粘液、肺胞内に浮遊する腫瘍細胞、線維化部分などがあるようです。

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