武田先生が「Rituximab plus gemcitabine and oxaliplatin (R-GemOx) in refractory/relapsed diffuse large B-cell lymphoma: a real-life study in patients ineligible for autologous stem-cell transplantation. Leuk Lymphoma. 2021 Mar 25:1-8」を抄読しました。私は大腸がんのGemOXしか知らなかったのですが、R-GemOXはDLBCLの2次治療以降でNCCNのガイドラインにも載っている治療でした。今回はフランスからの論文で、196名の化学療法抵抗性・再発で大量化学療法の適応のないDLBCLの患者さんにR-GemOXの効果を後方視的に解析したものです。奏効率33%、PFS中央値5ヵ月、OS中央値10ヵ月でした。予後不良因子は75歳以上、IPI 2以上、前治療抵抗性、(indolentからの形質転換でない)de novoのDLBCLでした。自家幹細胞移植の適応のない対象ではそれなりの効果を示していました。日本では、大腸がん、胃がん、膵がん、小腸がんでしか保険適応がないですが、使いやすいプラチナですので武器としては欲しいところです。
GemOX in DLBCL
2021年5月8日

コメント