EGFRとALK同時変異

宇治先生が「Differential sensitivities to tyrosine kinase inhibitors in NSCLC harboring EGFR mutation and ALK translocation. Lung Cancer. 2012;77(2):460-3」を抄読しました。ソウル国際大学で444人の肺腺癌患者のEGFRとALK変異を検査し、EGFR変異が228人 (51.4%)、ALK変異が34 人(7.7%) 、両者の変異が4人 (0.9%)でした。同時変異の中で3人は外科切除され、1人はEGFR-TKIは効かなかったけれどALK-TKIは奏効していました。EGFR-TKI耐性機構の中でもALKなどの融合遺伝子が見つかってくるのも、もともと存在していた変異遺伝子が顕在化してくるのでしょう。この頃の遺伝子解析よりも最近はNGSなど高感度となっているので、こうした変異がみつかりやすくなっていると思います。私たちも同じような経験があり、宇治先生が今月の学会に発表予定です。

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