J2の藤堂先生が「Effects of low-dose computed tomography on lung cancer screening: a systematic review, meta-analysis, and trial sequential analysis. BMC Pulm Med. 2019;19(1):126」を抄読しました。地域医療研修で人間ドックの説明を担当した時に、肺癌検診に興味を覚えたとのことでした。喫煙者の肺癌検診で、低線量CT vs no screening(7論文) or chest XP(2論文)の計9つの比較試験のメタ解析の論文です。個々の試験では、肺癌死亡率を有意に低下させたのはNLST試験のみで、全死亡率を低下させたものはありませんでした。メタ解析では、肺癌死亡率を有意に低下(RR 0.83, 95% CI 0.76~0.90)させましたが、全死亡率では差がなかったです(RR 0.95, 95% CI 0.90~1.00)。検診のバイアス(lead-time、length-time、over diagnosis)についてもよく勉強していました。
低線量CTでの肺癌検診
2022年2月4日

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