irAEに対するステロイド

河原先生が「Effect of Systemic Steroid Use for Immune-Related Adverse Events in Patients with Non-Small Cell Lung Cancer Receiving PD-1 Blockade Drugs. J Clin Med. 2021;10:3744」を抄読しました。ICI単剤で効果のあったNSCLC(PFS>180 days)126人のうち、免疫関連有害事象(irAE)でステロイドを投与された44人と、irAEがなかったあるいはirAEに対してステロイドを使用しなかった82人を後方視的に比較していました。それぞれPFS中央値は11.7 と16.0ヵ月 (p < 0.037)、OS中央値は35.0と41.0ヵ月 (p < 0.28)で、OSは差がありませんがPFSはステロイドを使用しなかった群で良好でした。ステロイドは必要な時にだけ投与するという当たり前といえば当たり前ですが、irAEなのか他の疾患なのかできるだけ鑑別することも重要だと思います。

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