腹腔鏡下胃切除術の周術期ケア

今週はJ1の大西先生が「Randomized Controlled Trial Comparing the Short-term Outcomes of Enhanced Recovery After Surgery and Conventional Care in Laparoscopic Distal Gastrectomy (GISSG1901). Ann Surg. 2022;275:e15-e21」を抄読しました。laparoscopic distal gastrectomy(LDG)後の短期転帰を比較したenhanced recovery after surgery (ERAS)と従来のプログラムの前向き試験でした。対象はcT2-4a N0-3 M0の胃癌患者計400人のうち手術した370人で、術後合併症、死亡率、再入院、医療費、術後入院期間、回復パラメータ、検査値が評価項目です。入院期間、最初の排ガス、水分摂取、歩行開始、費用、化学療法導入までの期間、いずれもERAS群が良く、術後合併症、死亡率、再入院は差がなかったです。術後3日目でのCRPやプロカルシトニン値はERAS群で低く、5日目でのHb値はERAS群で高かったです。エビデンスに基づいた周術期ケアのチーム医療であるERASを当院でも積極的にされています。よく読みこんでいました。

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