低酸素とPD-L1

山根先生が「A mechanism of hypoxia-mediated escape from adaptive immunity in cancer cells. Cancer Res. 2014;7:665-74」を抄読しました。低酸素状態がHIF-1αを誘導し、PD-L1の発現を高くして免疫回避が生じているという基礎研究です。ニトログリセリン(GTN)貼付薬がNSCLCに対する化学療法の効果を高めるという研究があったのですが、比較試験では否定されました(Ann Oncol. 2015;26:2286-93)。今回はGTNがHIF-1αをブロックしてPD-L1発現を抑制してCTLの効果を増強することを示していました。ちなみにGTNでICIの効果が増強するという研究はなさそうです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次