APOBEC3A

今週は私が「APOBEC3A drives acquired resistance to targeted therapies in non-small cell lung cancer. bioRxiv preprint (version posted Jan 21, 2021)」のプレプリント版を抄読しました。岡山大学および当院で実験をしていた磯崎先生の論文で、AACRでも発表していました[Cancer Res (2021) 81 (13_Supplement): 39]。APOBEC3Bよりも3Aの方がEGFR-TKIの遅発性耐性に関与し、3Bはsingle nucleotide variant、Kataegis、そしてDNA損傷を誘導していました。3Aのノックアウト細胞がオシメルチニブ耐性を生じにくいことをマウスで証明しました。さらにALK-TKI、NTRK-TKI、KRAS G12C阻害薬でも3Aが薬剤耐性を誘導していました。PC-9の3Aノックアウト細胞株ではどのような耐性ができるのか興味あるところです。私たちも2014年に3BがPC-9の耐性株3つで上昇していたことを見出していましたがその後の展開に至らず、3Aには注目していませんでした。昨年10月に読んだAPOBEC3Bのプレプリント「bioRxiv preprint (version posted December 18, 2020)」の競合論文ですが、いずれも2年以上top journalの中で戦っているようです。

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