中西先生が「Polatuzumab vedotin in previously untreated DLBCL: an Asia subpopulation analysis from the phase 3 POLARIX trial.Blood. 2023;141:1971-1981」を抄読しました。ポライビーの新しい論文が出るたびに読んでくれます。未治療DLBCLにPola-R-CHP vs R-CHOPの第3相試験(POLARIX)のアジア人281人(global studyの160人+中国でのextension cohortの121人)の比較です。Pola-R-CHP (n=141) vs R-CHOP (n=140)で主要評価項目の50%以上のPFSリスク減少はhazard ratio=0.64; 95% CI, 0.40-1.03と、有意差は得られず、毒性はほぼ不変でした。個人的に興味があったのは、肺炎(薬剤性かどうかの記載なし)が15.7% vs 15.1%(grade 3/4が6.4% vs 7.2%)といずれも多かったことでした。また、HBV再活性化が4.4% vs 18.6%、抗ウイルス予防投与中の再活性化は4.8% vs 26.7%、抗ウイルス薬予防投与なしの再活性化が4.2% vs 10.3%でした。予防投与の有無にかかわらずPola-R-CHP群がHBV再活性化が少ない傾向があり、R-CHOP群では予防投与をしていても30人中8人(26.7%)に再活性化が認められました。CD79bと何か関係があるのでしょうか。
POLARIX アジア人でのサブ解析
2023年7月14日

コメント