腫瘍細胞のPD-1

今週は長﨑先生が「Cancer Cell-Intrinsic PD-1 and Implications in Combinatorial Immunotherapy. Yao H, Wang H, Li C, Fang JY, Xu J. Front Immunol . 2018;9:1774」を抄読しました。PD-1が免疫担当細胞だけではなく、腫瘍細胞の細胞膜にも発現していることを書いたレビューです。悪性黒色腫では、腫瘍細胞のPD-1が別の腫瘍細胞のPD-1に結合して活性化し、下流のmTORシグナルを通して免疫反応とは無関係に細胞が増殖しています。肝細胞癌細胞や非小細胞肺癌細胞にもPD-1は存在しますが、その意義は明らかではありません。悪性黒色腫の細胞にPD-1が存在することがわかったのが2015年であり、その頃山根先生は小細胞癌細胞でもPD-1が出ていることを「Am J Cancer Res. 2015;5:1553-7」で証明しています。最近の動向も気になるところです。

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