諸刃の剣

今週は山根先生が「CD36 as a double-edged sword in cancer. Immunol Lett. 2024;265:7-15」を抄読しました。CD36は白血球分化抗原で、血小板膜タンパク質(Glycoprotein IIIB)、脂肪酸トランスロカーゼ、トロンボスポンジン受容体などさまざまな名称で呼ばれ、がん、血管新生、薬剤耐性、免疫応答や炎症にも関与しています。細胞分裂、老化、細胞死へは正反対の方向性を有しているので、がんの進展と抑制の両方向へ行くので諸刃の剣と例えられていました。一方、CD36が介在したfusion (がんと単球のhybrid cell)があるそうです。最終的にoxidized low-density lipoprotein (oxLDL) がCD36と結合し、殺細胞性T細胞を疲弊させ、carcinoma-associated fibroblast (CAF)による免疫抑制を生じるようです。tumor-hybrid cell、面白そうです。

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