SMARCB1->MYC->間葉系移行

外科の高岡先生が、出たばかりのNatureの「Synthetic vulnerabilities of mesenchymal subpopulations in pancreatic cancer. Nature. 2017 Feb 16;542(7641):362-366.」を抄読してくれました。KRASドライブの膵癌が増悪する際に、KRAS非依存性になって間葉系移行することを述べたletterでした。クロマチン再構成因子であるSMARCB1の発現低下→MYC増加→蛋白同化亢進→ 蛋白代謝亢進 → 小胞体ストレス誘導 → 間葉系移行で増悪との内容です。小胞体ストレスに対する寬容を減じることで治療戦略に繋がりますが、間葉系移行の下流シグナルのp38やJNKを抑制したりHSP90阻害剤を併用することが実験系では有効でした。SMARCA4やMYCは肺癌でもホットです。今後の展開が楽しみな領域です。

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