今週は越智先生が「Comparison of an Oral Factor Xa Inhibitor With Low Molecular Weight Heparin in Patients With Cancer With Venous Thromboembolism:Results of a Randomized Trial (SELECT-D). J Clin Oncol. 2018 May 10」を抄読しました。癌患者の肺動脈血栓症や症状を有する下肢深部静脈血栓症の合併例で、6ヶ月間リバーロキソバン(イグザレルト)vs 低分子ヘパリン投与の第3相試験でした。VTEの再発は4% vs 11%でリバーロキソバンが有意に少なく、有害事象として6か月間の大出血は6% vs 4%と差がなく、軽度の出血は13% vs 4%とリバーロキソバンで有意に多かったです。直接第Xa因子阻害薬の血栓症に対する有用性はどんどん報告されてきています。ヘパリン->ワーファリンはもう古くなってきたのでしょうね。ヘパリン持続静注がないと、それだけでも患者さんは楽です。
深部静脈血栓症へのイグザレルト
2018年6月16日

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