手術 vs 理学療法

今日は2年目の小田先生が、「Surgery versus physical therapy for a meniscal tear and osteoarthritis. N Engl J Med. 2013;368(18):1675-84. 」を抄読してくれました。整形外科をローテイト中なので読んでくれました。半月板断裂かつ変形性関節症の45 歳以上の患者さん(N=351)の手術療法か理学療法の比較試験です。機能スコアの改善率は、6ヶ月と12ヶ月の時点で差はなかったようです。ただし手術への移行も可としたため、6 ヵ月内に理学療法群では 51 例(30%)が手術を受けていました。手術群では 9 例(6%)が手術を受けていなかったので、この差が結果に影響した可能性は大です。ただ結論としては初回治療としては、どちらも差がないということです。当院の阿部教授はこの分野の専門ですので、彼の解釈を聞いてみようと思います。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • おばんです(堀田調)
    これはクロスオーバー可の試験ということになりますが、手術・リハビリは全く全く違うmodalityですので、果たしてこれを比較試験と評価して良いか?まさに「異種格闘技(国頭調)」ではないか?と考えます。呼吸器リハビリに力を入れている当院としても評価の拠り所として比較試験を用いることに非常に疑問を感じます。比較試験なんてしなくていいんじゃないでしょうか?

  • いちろう君、ありがとう。あまり深く考えていなかったけど、たしかに異種格闘技ですね。個人的には、すぐに手術をしなくても。リハビリだけでうまくいきそうになければ手術にコンバートしてもよいかなという感じのstudyだと思っています。

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