1年目の道田先生が「Chlorhexidine-Alcohol versus Povidone-Iodine for Surgical-Site Antisepsis. N Engl J Med. 2010 Jan 7;362(1):18-26.」を抄読してくれました。手術部位感染(SSI)の予防に、手術部位の消毒をクロルヘキシジンアルコールとポビドンヨードで無作為化比較した試験です。米国の6つの大学関連病院で2004年4月から4年間で行い、主要評価項目は術後30日以内にSSIの発生でした。849名のうち、SSIの割合はヨード群で16.1%、アルコール群で9.5%と後者で有意に低かったです。SSIのリスクは 0.59(95%CI:041-0.85)と、アルコール消毒が良かったです。当院ではまだヨードを使用することがあるようですが、どこまで消毒したかヨードの方がわかりやすいとのことでした。実は昨年小田先生がこの論文を抄読していました。きっとSSIの世界ではバイブルなのでしょう。
アルコールとヨード
2016年7月22日

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