ERAS

今日は田村地生先生が「Laparoscopic Radical Gastrectomy for Resectable Advanced Gastric Cancer Within Enhanced Recovery Programs: A Prospective Randomized Controlled Trial. J Laparoendosc Adv Surg Tech A. 2016 Nov 22.」を抄読してくれました。英国帰りの彼女は本当のBritish Englishで解説してくれました。 enhanced recovery after surgery (ERAS)はイーラスと呼ばれ、日本でも定着してきたらしいのですが、私は知りませんでした。2001年に欧州静脈経腸栄養学会で提唱された、侵襲の大きい手術後においても迅速な回復を達成するプロトコールだそうです。大腸手術だけでなく、腹腔鏡による胃手術に対しても有効かどうかを比較試験で証明した論文でした。腹腔鏡とERASの組み合わせは通常の術後回復法と比べて、術後に通常の食事になるまでの日数(1.90 versus 3.52)、最初の排便までの日数(2.97 versus 5.20)、退院までの日数(6.38 versus 8.62)といずれもERAS群で良好で、合併症も差が無かったようです。日本ではまだまだ普及していないようですが、これからもがんばってください。

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