ESD後の外科的切除の追加

先週は、J2の石田先生が「Is radical surgery necessary in all patients who do not meet the curative criteria for endoscopic submucosal dissection in early gastric cancer? A multi-center retrospective study in Japan. J Gastroenterol. 2017;52:175-184.」を抄読しました。内視鏡的粘膜下層剥離術で早期胃癌を切除し、病理学的に治癒切除とならなかった場合に外科的切除を追加するかどうかの後方視的研究です。1969人が対象となり、外科治療を追加した1064人と経過観察のみとした905人では、OSとdisease-specific survival (DSS)は有意に前者が良かったです。3年生存率はOSでは96.7% (vs 84.0%)で良好でしたが、DSSは99.4% (vs 98.7%) と差は認められませんでした。外科的切除の追加は有効なようですが、もともと全身状態が悪かったり、高齢者、重篤な合併症が有る場合は経過観察でも良さそうです。

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