心房細動とがん

今日はJ2の光井先生が「Atrial Fibrillation and Risk of Cancer: A Danish Population-Based Cohort Study. J Am Heart Assoc. 2018 Sep 4;7(17):e009543. 」を抄読しました。Afもがんもない26222人の男性と28879人の女性を登録して、Afの発症とがんの発症の関連を前向きにみた試験です。観察期間中央値は男性で16.7年、女性で19.6年でした。Afの発症はがんの発症と有意に相関し(HR: 男性1.41;女性1.15)、男性では肺がんのHR 1.66、大腸がんのHR 1.37でした。Af発症後90日以内ではとくにがんの確定診断が高く、肺がんのHRは男性7.70、女性7.98と高率でした。大腸がんでは、Afの発症後抗血小板療法によりがんからの出血で診断がつきやすい、Af治療のアミオダロンやジゴキシンががんをpromoteする、がんによる慢性炎症が心房リモデリングに関与しているなどのdiscussionをしていました。Afが発症すると、レントゲンなどで精査するからではないかという意見もでていました。よく読み込んでいました。

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