J1の細部先生が「Evaluation of the Incidence of New-Onset Atrial Fibrillation After Aortic Valve Replacement. JAMA Intern Med. 2019 Jun 3.」を抄読しました。大動脈弁狭窄症に対する外科的弁置換術(AVR)と内科的なTranscatheter Aortic Valve Implantation(TAVI)施行後の新規発症Af頻度と入院死亡の頻度をdata baseから解析した論文でした。National Inpatient Sampleの解析では、48715人のTAVI群と122765人のAVR群のAf発症率はそれぞれ50.4%と50.1%で同等でした。院内死亡をAf発症と非発症のオッズを比較するとTAVIでは1.57(95% CI, 1.21-2.04)、AVRでは1.36(95% CI, 1.08-1.70)とAfを発症するといずれの群も予後不良でした。New York State Inpatient databaseの解析ではAf発症率は、TAVI群で14.1% (244/1736)、AVR群で30.6% (1573/5141)でTAVIの方がよさそうでした。TAVIの歴史は浅いので本当に良いかどうかわかりませんが、低侵襲であることは間違いないでしょう。心臓血管外科をローテイト中に読んでくれました。
Af after AVR vs TAVI
2019年9月6日

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