小児のリンパ芽球性リンパ腫

池田先生が、N Engl J Med 2013; 368:1636-1645の症例「A 6-Year-Old Girl with Bone and Joint Pain and Abdominal Distention」を抄読してくれました。1年にもわたる間欠性の骨・関節痛と後に発熱があり、てっきり若年性リウマチか慢性の感染症かを考えていました。が、なんとB細胞リンパ芽球性リンパ腫だったのです。小児のリンパ腫を診療したことはなく新鮮でした。あとから調べたのですが、23症例の年齢中央値20歳(範囲:5-68歳)、皮膚、骨、軟部組織、リンパ節、乳房、胃、腸、縦隔浸潤があるようです(Am J Surg Pathol. 2000;24:1480-90)。1人だけに骨髄浸潤がこの症例と同じく認められていました。一般的には骨髄中のリンパ系腫瘍細胞が25%未満であり、ALLと鑑別されるようです(Critical Reviews in Oncology/Hematology. 2011;79:330–343)。治療は移植を含む多剤併用化学療法ですが、この症例と同じく予後は不良でした。

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