田村卓也先生が、N Engl J Med. 2013 Oct 3;369(14):1306-16の「Long-term cognitive impairment after critical illness.」を抄読してくれました。ICUに入室した821名の重症疾患後認知機能障害をprospectiveに評価したものです。3か月後も12か月後も認知機能はcontrolと比べて有意に劣っていました。12か月後では、4分の1の患者さんは軽症アルツハイマー、3分の1は外傷後脳障害と同等の認知機能のようです。認知障害の危険因子として年齢も基礎疾患も関係がなかったですが、ICUでのせん妄が5日以上の人はない人にくらべて有意にせん妄をおこしやすく、せん妄へのinterventionが重要かもしれないとのことでした。我々がよく遭遇する癌の終末期せん妄を上手く対処していかなければならないことをふと考えました。
Long-term cognitive impairment
2013年10月24日

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