Cardiac CARE

今週は小坂先生が「Multicenter, Prospective, Randomized Controlled Trial of High-Sensitivity Cardiac Troponin I-Guided Combination Angiotensin Receptor Blockade and Beta-Blocker Therapy to Prevent Anthracycline Cardiotoxicity: The Cardiac CARE Trial. Circulation. 2023;148(21):1680-1690」を抄読しました。アンソラサイクリ系薬剤を使用する乳がんと非ホジキンリンパ腫の患者で経時的なトロポニン I測定と治療前と治療終了6ヵ月後での心臓MRIの検査を行っていくstudyです。トロポニン I値が2サイクルで≥5 ng/L、3から6サイクルの間に≥23 ng/Lとなれば無作為化割付され、介入群はカンデサルタン(8-32 mg daily)とカルベジロール(6.25-25 mg twice daily)を投与されています。介入群(n=29)と標準群(n=28)では、主要評価項目である左室駆出率に差は認められませんでした。アンソラサイクリン系投与中の心保護作用を目的とした薬剤はデクスラゾキサン(サビーン)などもありますが、日本では心保護作用としては使用できません。この手の薬剤開発は必要です。

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