J2の田村卓也先生が、N Engl J Med. 2014;370:60-8. の総説「Global effects of smoking, of quitting, and of taxing tobacco. 」を読んでくれました。30-69歳の喫煙者の喫煙関連疾患(癌、心、COPDなど)による死亡率は、非喫煙者の2-3倍であり、寿命は約10年短いようです。日本の論文も引かれていて、喫煙者は非喫煙男性より9年寿命が短くなっていました。19歳で喫煙を始めた人でも、30歳、40歳、50歳でやめれば、それぞれ10年、9年、6年間はやめない人より長生きできるそうです。肺癌死亡に関しては、現喫煙者は非喫煙者女性の約23倍(これまでの報告の中では最大?)の肺癌死亡率となるそうですが、早くやめれば早いほどそのリスクは軽減(30歳でやめれば1.6倍、40歳では3.3倍、50歳では5.9倍)していました。今年初めのNEJMですので、禁煙に関しての力の入れようがわかります。
やっぱり禁煙
2014年1月16日

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