今日は、麻酔科ローテイト中の1年目の岡先生が「Anesthesia awareness and the bispectral index. N Engl J Med. 2008;358: 1097-108.」を抄読してくれました。術中のbispectral index(BIS)モニターの有無で、術中覚醒のhigh-risk患者さんに覚醒発症に差があるか調べた比較試験です。これはもともとBISをつけた方が術中覚醒の頻度が少ないという報告「Bispectral index monitoring to prevent awareness during anaesthesia: the B-Aware randomised controlled trial. Lancet 2004;363:1757-63.」の対象をhigh-riskに絞ったものです。N Engl J Medの方は、BISが適正と思われる値でも術中覚醒の発症は起こりうるし、BISをつけても術中覚醒は変らないという結果でした。細かな点までよく読み込んでいました。
術中覚醒
2015年11月20日

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