J1の堀江先生が「Effect of Avoidance on Peanut Allergy after Early Peanut Consumption. N Engl J Med. 2016 Apr 14;374(15):1435-43.」を抄読してくれました。この論文の先行の比較試験では、ピーナッツアレルギーの高リスクの幼児がピーナッツを乳児期から5歳まで食べれば、アレルギー(皮膚反応陽性)が起こりにくくなっていました(投与群1.9% vs 回避群13.7%) 。その続きの研究でピーナッツ除去を12か月続けても、アレルギーの起こりやすさは上昇しませんでした。これは、別の試験で卵の経口免疫療法では、卵の経口中断後にはアレルギーが生じやすいので回避しない方がよいというもので、ピーナッツアレルギーも同じように予想されていました。しかしながら、ピーナッツでは中断してもよさそうです。5歳ぐらいまでにピーナッツに対して獲得した免疫は、数年にわたり持続する可能性が考えられました。結構難しい内容ですが、頑張って読んでくれました。お疲れさまでした。
ピーナッツアレルギー
2016年7月18日

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