可溶性PD-1

今日のJJCは、附属病院から2ヶ月間当科に研修に来ている中川先生でした。「Increase in soluble PD-1 is associated with prolonged survival in patients with advanced EGFR-mutated non-small cell lung cancer treated with erlotinib. Lung Cancer. 2016 Oct;100:77-84.」を抄読しました。可溶性PD-1(sPD-1)受容体はPD-1Δex3由来タンパクと相関しており、sPD-1は健常人にも発現しているが、癌や自己免疫疾患の患者で増加している。sPD-1受容体自体に生理活性があり、PD-1/PD-L1の経路を阻害するという研究もある。つまりsPD-1によってT細胞の抗腫瘍効果が回復するのではないかという仮説のもと、肺がんに対してエルロチニブ投与前後でsPD-1を測定した。エルロチニブ投与中のsPD-1の増加は予後良好の指標になることが示されていた。論文を鵜呑みにするのではなく、批判的にも読めていました。

 

 

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