今日は、先月まで当科で研修していたJ1の椎原先生が「Minimally Invasive versus Abdominal Radical Hysterectomy for Cervical Cancer. N Engl J Med. 2018 Nov 15;379:1895-1904」を抄読しました。広汎子宮全摘術において、低侵襲手術(腹腔鏡下またはロボット)と開腹の比較試験です。このLaparoscopic Approach to Cervical Cancer (LACC) Trialは、世界中が驚いた結果となりました。私も学会などで何度か聞きましたが、原文ははじめてです。低侵襲手術と開腹手術ではそれぞれ3年無病生存率で91.2% vs. 97.1%(HR 3.74)、3年生存率で93.8% vs. 99.0%(HR 6.00)でした。決して負けるはずないと腫瘍婦人科医が思っていた低侵襲手術が、圧倒的に負けていました。いろいろ意見がでていますが、後世に残る論文と思います。
低侵襲根治術 vs 開腹手術
2019年6月6日

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