ヒアルロン酸接着能

今日はJ1の森本先生が「Physiological, hyaluronan-selected intracytoplasmic sperm injection for infertility treatment (HABSelect): a parallel, two-group, randomised trial. Lancet. 2019 Feb 2;393(10170):416-422」を読んでくれました。通常の顕微鏡授精(ICSI: intracytoplasmic sperm injection)では視覚で運動性や奇形性で使用する精子を選びますが、PICSI(Physiological, hyaluronan-selected intracytoplasmic sperm injection)は成熟精子が有するヒアルロン酸に接着する能力を利用して、成熟精子を選びICSIを行うそうです。これによりDNA損傷の少ない精子を選び、異常受精のリスクを回避できるのではないかといわれています。そこで比較試験を行い、PICSI群(n=1381)とICSI群 (n=1371)で、主要評価項目の生児出生率は27.4% vs 25.2%(p=0.18)と同等でしたが、流産率は4.3% vs 7.0%(p=0.003)とPICSIで少なかったです。先々週は女性不妊、今週は男性不妊に取り組んでいる内容でした。難しい内容をわかりやすく話してくれました。

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