J1の渡辺先生が、「Association of Sustained Response Duration With Survival After Conventional Transarterial Chemoembolization in Patients With Hepatocellular Carcinoma. JAMA Netw Open. 2018 Oct 5;1(6):e183213」を抄読しました。肝臓内科研修中に、TACEを繰り返している患者さんが多いことで疑問に思ったそうです。conventionalな肝動脈化学塞栓療法(TACE)後のHCC患者の生存期間(OS)のサロゲートマーカーを探索することを目的としていました。TACE後のSustained response duration(SRD)とOSの関係を2734人の中国での多施設コホート研究です。6ヶ月以上のSRDはTACE後の5年生存率に強く相関しており、67.7か月ものOS中央値でした。TACE施行前の予後因子がわかればTACEを行う意義も明確ですし、繰り返すことが本当に意義があるのかどうかは比較試験をしないとわからないとは思いますが、初回治療の奏効がまず第一条件なのは肺がんも同じですね。
TACEの繰り返し
2019年11月8日

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