昨日は、当科をローテーションしている附属病院J2の新川先生が「Utility of point-of-care Gram stain by physicians for urinary tract infection in children ≤36 months. Medicine (Baltimore). 2019;98(14):e15101」を抄読しました。3歳以下の子供の尿路感染の診断にグラム染色が有用かどうかをみた後方視的研究で、同一検体の尿培養、尿沈渣、尿グラム染色(point-of-care Gram stain)を比較していました。尿培養陽性(≧104CFU)をgold standardとして、尿沈渣陽性(≧5 WBC/HPF)の感度と特異度は73.2%と95.1%で、尿グラム染色陽性(WBC+細菌)の感度と特異度は81.4%と98.2%でした。抗菌薬の選択に関しても尿グラム染色のほうがempericよりも有意に良かったようです。4月から泌尿器科医となる新川先生ならではの内容でした。
小児の尿グラム染色
2020年1月31日

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