紫外線と乳癌リスク

J1の岩佐先生が「Exposure to solar ultraviolet radiation and breast cancer risk: A dose-response meta-analysis. Medicine (Baltimore). 2020;99:e23105」を抄読しました。太陽紫外線を浴びると乳癌リスクが軽減するとの報告があります。6つの研究(USA2つ、Canada3つ、Iran1つ)のメタ解析で、紫外線は乳癌リスクを0.75倍(95%CI:0.65-0.75)にしていました。40歳以上の女性では紫外線曝露量とリスクはdose-responseがあり、0.86倍(95%CI: 0.81-0.91)でした。太陽光曝露が1000mW/m2 hour増加すると10%リスクが軽減していました。ホルモンタイプ別では、ER陽性PgR陽性乳癌では相対リスクは0.72(95% CI: 0.57- 0.92)、ER陽性PgR陰性では相対リスクは0.64(95% CI: 0.44- 0.94)で差がありましたが、ER陰性PgR陰性では相対リスクは0.87(95% CI: 0.67- 1.11)と差がなかったです。日焼けは悪性黒色腫などにはよくないと思っていましたが、乳癌のリスク軽減になるかもしれません。人種差なども興味あるところです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次