先月当科をロ-テイトしていた小田先生が、「Management of patients with "ex vacuo" pneumothorax after thoracentesis. Acad Radiol. 2005;12(8):980-6.」を抄読してくれました。がん性胸膜炎でトロッカーを挿入した後に水気胸となった症例を経験したので、読んでくれました。ほとんど経験がなかったのですが、文献上は胸水穿刺後の気胸の頻度は4-30%ほどあるようです。今回の'ex vacuo'という用語は、もともと急性の気管支閉塞や無気肺でairが胸腔内にはいることを言っていたそうです。最近では、胸水排液後の胸腔に肺の再膨張ができずairが占めることを言っています。結論として、悪性胸水の排液後のex vacupは症状がなければドレナージは不要とのことでした。
ex vacuo
2015年6月6日

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