BMIとがんのrisk

今日は、1年目の吉田先生が「Body-mass index and risk of 22 specific cancers: a population-based cohort study of 5·24 million UK adults. Lancet. 2014;384(9945):755-65. 」を抄読してくれました。肥満はがんの発症リスクを上昇させるとは言いますが、524万人という大規模の前向き試験はないと思います。最初にBMI(平均BMI 25.5 kg/m2)を測定してから平均7.5年前向きに追跡したところ、3.2%ががんを発症しました。年齢、性、糖尿病、喫煙、飲酒などで補正後、BMIが5増加するごとに子宮体がんの発症リスクは1.62倍と増加したのを筆頭に(HR 1.62:99%CI 1.56~1.69)、胆囊、腎臓、子宮頸がん、甲状腺、白血病などのリスクも増加していました。肺がんでは、喫煙者はBMIが高いとリスクが逆に低下し、非喫煙者ではリスクは変わらないようでした。がん発症の部位により肥満の影響はかわるということを明らかにした素晴らしい試験です。
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