11月から、2人目研修医の藥師寺先生が当科を1年目に続きローテーションしてくれています。彼が「The efficacy and safety of once-daily quetiapine extended release in patients with schizophrenia switched from other antipsychotics: an open-label study in Chinese population. BMC Psychiatry. 2015;15:1.」を抄読しました。統合失調症に適応があるクエチアピン(セロクエル)は1日2~3回投与の薬ですが、この徐放剤が海外にはあるようです。疾患からも1日数回というのはコンプライアンスが良くないようで、これが1日1回ならということで開発がすすみ、臨床研究で有効性を評価した論文でした。精神科志望の彼は慈恵病院研修中のときに、1日数回投与というのが難しいというのを実感しているので、この論文を読んでくれました。phase IIとして有用性が示唆されていましたが、phase III?での評価はこれからのようです。
セロクエル
2015年11月7日

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