Blog
-
病院
職員研修講座とm3
5月1日に、岡山大学病院腫瘍センター長の田端雅弘教授が職員研修講座で講演をしてくださいました。「がん診療連携拠点病院に求められる役割、がんゲノム医療連携病院を目指すために」というタイトルでした。県南東部におけるがん患者の診療割合は、岡山大... -
Journal club
Drug tolerant
今日は私が「Early Steps of Resistance to Targeted Therapies in Non-Small-Cell Lung Cancer. Cancers 2022, 14, 2613」を抄読しました。drug-tolerant persister cellのレビューです。2年前のレビューですが、盛りだくさんの内容でした。私たちが30年... -
Journal club
抗 FcRn 抗体フラグメント製剤
小坂先生が「Phase 2 study of efgartigimod, a novel FcRn antagonist, in adult patients with primary immune thrombocytopenia. Am J Hematol. 2020;95(2):178-187」を抄読しました。ステロイドあるいは免疫抑制薬抵抗性の全身型重症筋無力症に適応が... -
研修医抄読会・ケースカンファ
ICI後の小細胞癌転化
河原先生が「Transformation to small cell lung cancer as a mechanism of resistance to immunotherapy in non-small cell lung cancer. Lung Cancer. 2019;138:109-115」を抄読しました。ICI治療後に増悪した部分の再生検を行い、OncomineでNGS解析をし... -
講演会・学会発表
腫瘍内科医会
腫瘍内科医会とは、日本内科学会の会員のうち、全国の大学の腫瘍内科系講座等に所属する医師・教員を中心として2009年に結成された会です。腫瘍内科医会代表は、初代石岡千加史先生(前臨床腫瘍学会理事長)、谷本光音先生、元雄良治先生、そして現代表の... -
講演会・学会発表
呼吸器学会学術講演会
明日金曜から呼吸器学会学術講演会(横浜)があり、当科オリジナルの発表は4題です。4月5日は三浦真史先生が「活動性結核と小細胞肺癌の気管支内腔病変が同時に認められた一例」を、6日は越智先生がミニシンポジウムで「アレクチニブ耐性肺癌に対するSOD... -
つぶやき
新年度を迎えて
新年度となり、当科はメンバーが二人入れ替わりました。砂田有哉先生が福山市民病院で高田一郎先生に、切士博仁先生が愛媛県立中央病院で中西徳彦先生に1年間お世話になります。どうぞよろしくお願い申し上げます。また、3年目の斎藤貴子先生と三浦真史... -
Journal club
ルスフェルチド
今週の抄読会は中西先生が「Rusfertide, a Hepcidin Mimetic, for Control of Erythrocytosis in Polycythemia Vera. N Engl J Med. 2024;390(8):723-735」を抄読しました。ルスフェルチドは赤血球生成における鉄利用を抑制するヘプシジン類似の注射薬です... -
講演会・学会発表
川口知哉先生
大阪公立大学の呼吸器内科学教授の川口知哉先生が「非小細胞肺癌の臨床研究~免疫療法のバイオマーカー、遺伝子変異の人種差~」について、本日、当院へお話に来てくれます。20年くらい前から私と同じような立ち位置であり、とくに肺癌治療後の2次癌につ... -
Journal club
膀胱がんのPD-L1発現
今日は長﨑先生が「The effect of hypoxia on PD-L1 expression in bladder cancer. BMC Cancer. 2021;21(1):1271」を抄読しました。低酸素血症が腫瘍微小環境に変化を与え、HIF-1依存性のPD-L1発現を誘導することが報告されています。膀胱がん細胞株を通...