射精回数と前立腺癌

先週は、J1の河原先生が「Ejaculation frequency and subsequent risk of prostate cancer. JAMA. 2004;291(13):1578-86.」を抄読してくれました。米国の男性医療従事者を8年間追跡した研究で、射精回数の頻度は前立腺癌のリスクと関係なかったという結論です。ただし、21回/月以上の高頻度の射精は4-7/月の射精の男性と比べて前立腺癌のリスクが少ないようでした。最近この続編が報告されました。「Ejaculation Frequency and Risk of Prostate Cancer: Updated Results with an Additional Decade of Follow-up. Eur Urol. 2016, S0302-2838(16)00377-8.」です。この新しい論文の多変量解析では、20代のときと40代のときの21回/月以上の高頻度の射精は、4-7/月の射精の男性と比べて、それぞれ81%と79%で前立腺癌の罹患率が低下していました。1992年から2010年までも長く経過観察ができると、いろんなことがわかります。もう少し読み込んでほしかったですが、前立腺癌のリスク解明の一助となりそうなpivotal試験を知ることができ良かったです。

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次