エリブリン+PI3K阻害薬

木曜日はJ2の中村先生が「PI3K inhibition enhances the anti-tumor effect of eribulin in triple negative breast cancer. Oncotarget. 2019 Jun 4;10(38):3667-3680」を抄読しました。triple negative breast cancerの多くはPTENの不活化によりPI3Kシグナルが強くなるので、PI3K阻害薬であるBKM120が効きやすく、それにエリブリンを併用すると細胞株とPDXマウスモデルでさらに効果が高かったという論文です。この併用療法は特にがん幹細胞と間葉系腫瘍細胞に効くようです。研修医で基礎系の論文を読みこなせるとは驚きました。当科をローテイトしていたときに、肺がんでこのようなシグナル経路を越智先生に教えてもらったとのことでした。

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