EPAと術前放射線化学療法

今週はJ1の加藤先生が「The utility of nutritional supportive care with an eicosapentaenoic acid (EPA)-enriched nutrition agent during pre-operative chemoradiotherapy for pancreatic cancer: Prospective randomized control study. Clin Nutr ESPEN. 2019 Oct;33:148-153」を抄読しました。膵癌に対して術前放射線化学療法(ゲムシタビン+60Gy)中にEPA高配合栄養食品(プロシュア)投与有無(それぞれ31例)の比較試験でした。主要評価項目は放射線化学療法前後の骨格筋と大腰筋の比率、副次評価項目は栄養パラメーターと毒性の比較です。プロシュア投与群のうち14人(45.2%)しか50%以上の摂取ができず、そのためかどうかわかりませんが、いずれの項目でも差が認められませんでした。50%以上摂取できた患者さんに限れば、骨格筋比率も大腰筋比率も保たれていました。プロシュアを飲める人は良かったようですが、飲めない人をどうするか、製品の改良で飲みやすくなるのか、膵癌そのもので飲めなかったのかなどが討論されました。

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