解放骨折にアミノグリコシド局注

今年最後に、J2の日比先生が「Local Injection of Aminoglycosides for Prophylaxis Against Infection in Open Fractures. J Bone Joint Surg Am. 2015;97:1844-51.」を抄読しました。開放骨折患者を対象とした、抗菌薬全身投与にアミノグリコシド局注の追加意義を検討した後方視的研究でした。深部・表在感染率と深部感染率は全身投与単独群(n=183)に全身+局所投与群(n=168)でいずれも有意に低下していました(19.7% vs  9.5%, P=0.010、14.2% vs 6.0%, P=0.011)。多変量解析でも局注の追加は深部・表在感染率と深部感染率低下の独立した予測因子になっていました。局注は良さそうですが、前向き比較試験が欲しいところです。

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