整形外科に興味があるJ2の塚本先生が、「Early surgery for patients with a fracture of the hip decreases 30-day mortality. Bone Joint J. 2015;97-B(1):104-8」を抄読しました。大腿骨の近位部・骨頚部・転子部骨折の患者さんの手術時期についての研究でした。高齢者は他疾患(誤嚥、感染症、心不全など)が直接の死亡原因と思われますが、大腿骨骨折後の1ヵ月以内の死亡が10%、1年以内の死亡が36%という報告もあるようです。今回は、72時間未満で手術をした60歳以上の後方視的研究でした。高齢、男性、麻酔のASAリスクファクター、認知機能、手術の遅延などが30日以内の死亡率と有意差がありました。手術時期では、骨折後6時間から12時間の手術が最も死亡率が低かったです。週末に骨折すると良くないのかもしれません。
大腿骨骨折の手術時期
2020年10月9日

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