J2の川人先生が「Novel criteria of urine osmolality effectively predict response to tolvaptan in decompensated heart failure patients–association between non-responders and chronic kidney disease. Circ J. 2013;77(2):397-404.」を抄読しました。バソプレッシンV2受容体拮抗薬であるトルバプタン(サムスカ)は、集合管における再吸収阻害により水利尿を得るという作用機序で、ループ利尿薬などで効果不十分な心不全に使用されます。本剤が有効である患者群を予測する指標として、投与前の尿浸透圧が352 mOsm/L以上、投与4~6時間後の尿浸透圧が26%以上の低下が示されました。バソプレッシンV2受容体拮抗薬としてはモザバプタンがADH産生腫瘍によるSIADHに使用できましたが、トルバプタンもSIADHに適応となりました。私たちも武器が増えました。
サムスカの有効な心不全の予測
2020年11月5日

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