TRAPID-AMI

今週はJ1の原田先生が「Symptoms Predictive of Acute Myocardial Infarction in the Troponin Era: Analysis From the TRAPID-AMI Study. Crit Pathw Cardiol. 2019 Mar;18(1):10-15」を抄読しました。TRAPID-AMI (High Sensitivity Cardiac Troponin T assay for rapid Rule-out of Acute Myocardial Infarction) はAMIを素早く否定するために、トロポニンTを評価したもので、付随研究として、AMIに関連する症状を調べました。2011年から2013年までのAMI疑いの者1282人を前向きに症状評価を行い、213/1282 (17%) がAMIでした。右腕から肩への放散痛のオッズ(OR)比が3.0 [CI: 1.8-5.0]、胸部圧迫感(OR = 2.5; CI: 1.3-4.6)、労作時のしんどさ (OR = 1.7; CI: 1.2-2.5)、左腕から肩への放散痛(OR = 1.7; CI: 1.1-2.4)がAMI群に多かったです。結局、AMIを否定しやすい症状はありませんでした。213人のAMIの範囲をトロポニンT値で4つに分けたところ、3つの症状(pulling chest pain、 supramammillary right location、right arm/shoulder radiation)が大きな梗塞巣となっていたようです。トロポニンT定量も迅速で測定可能となり、救急でも役にたっています。

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