高齢者股関節骨折の術後せん妄

今日は心療科ローテイト中のJ1、北尾先生が「Effect of Regional vs General Anesthesia on Incidence of Postoperative Delirium in Older Patients Undergoing Hip Fracture Surgery: The RAGA Randomized Trial. JAMA. 2022;327:50-58」を抄読しました。股関節骨折の手術を受ける65歳以上の高齢者950人における術後せん妄の発生率を局所麻酔(腰椎 or /and 硬膜外麻酔)と全身麻酔(静脈 or /and 吸入麻酔)で比較した試験です。主要評価項目の術後7週以内のせん妄はそれぞれ、29/476 (6.2%)vs 24/474 (5.1%) で差は認められませんでした(p=0.48)。重症なせん妄、低活動性、入院期間、疼痛、死亡率、有害事象のいずれも差がなかったです。術者にとって全身麻酔の方がやりやすく、評価項目のいずれも差がないので、全身麻酔が良いということでしょうかね。

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