HFpEFにエンパグリフロジン

J1の大徳先生が「Empagliflozin in Heart Failure with a Preserved Ejection Fraction. N Engl J Med 2021;385(16):1451-1461」を抄読しました。エンパグリフロジン(ジャディアンス®)は、ナトリウム依存性グルコース共輸送担体(SGLT2)阻害薬で、もともと糖尿病薬ですが、EFが40%以上の心不全(HFpEF)に対しての有効性を評価した無作為化比較試験(n=5988)です。主要評価項目は心血管死あるいは心不全増悪の入院で、エンパグリフロジン群13.8%(4151/2997)は偽薬群17.1%(511/2991)より有意に低かったです(HR 0.79; 95%CI: 0.69 – 0.90; P<0.001)。糖尿病はいずれの群も50%弱でしたが、糖尿病の有無にかかわらず有効でした。泌尿器生殖器系の感染はエンパグリフロジン群に多かったようです。循環器内科ローテイト中に勉強したとのことです。

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