コーヒー好きのJ1の岩佐先生が「Caffeine intake and the risk of first-trimester spontaneous abortion. N Engl J Med. 2000 Dec 21;343(25):1839-45」を抄読しました。スウェーデンの妊婦を対象に、カフェイン摂取量と6~12週での自然流産の関連をみた前向き試験です。自然流産した妊婦562人と、その妊娠週令をマッチさせた出産に至った妊婦953人を比較しました。喫煙は自然流産を増加させるため、非喫煙者と喫煙者に分けて解析していました。非喫煙者では、カフェイン摂取量が100mg/day未満と比べて、100-299mgではオッズ比が1.3(95% CI: 0.9-1.8)、300-499mgでは1.4(95%CI: 0.9-2.0)、500mg以上では2.2(95%CI: 1.3-3.8)と上昇していました。喫煙者では差がなく、またカフェインと胎児染色体の異常は関連がなかったです。カフェイン多量摂取(とくに500mg/day以上)は自然流産と関連があるようですので、妊婦さんは気をつけましょうとのことでした。
カフェインと自然流産
2022年7月22日

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