肺癌と活動性結核

今週はJ1の小笠原先生が「活動性結核を同時に診断した小細胞肺癌の一例」の症例を提示しました。疾患というのは一元的に考えるのが王道ですが、そうとはいかない場合もあります。最近の韓国からの報告では、肺癌患者9936例のうち、肺癌の診断時に48例(0.48%)が活動性肺結核の合併を認めたに過ぎず、48例中に小細胞癌は2例のみでした(Transl Cancer Res. 2022;11:2671-2680)。かなりrare caseですが、まず肺癌だろうと思っていても、活動性結核の合併も念頭においておくべきという教訓的な内容です。来週の第73回日本結核・非結核性抗酸菌症学会中国四国支部会に発表予定です。頑張ってください。

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