ワーファリンと新しい抗凝固剤

J1の谷口先生が、先週のワーファリンの話を発展してくれました。UpToDateのAnticoagulation with direct thrombin inhibitors and factor Xa inhibitorsを抄読しました。私は知らなかったのですが、ワーファリンはネズミの駆除(殺鼠剤)として用いられたのが始まりだそうで、当然ながら大量摂取するとネズミは血液が凝固せず重度の内出血を引き起こして死に至ります。ワーファリンのcomplianceが悪かったりINRがうまく調整できないとき、あるいは80歳以上の非弁膜症性心房細動で、脳梗塞のリスクが高い時(先週のCHADS2スコアで判断)は、ワーファリンより新しい抗凝固剤が良いとのことです。経口抗Xa薬であるリバロキサバン(イグザレルト)は、他の新薬と違い1日1回でcomplianceは良いが、低腎機能およびCYP3A4やP糖タンパクにより薬物動態が影響される薬剤との併用に注意とのことでした。

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