先週の抄読会は2年目の益子先生の「Case 24-2015: A 28-Year-Old Pregnant Woman with Fever, Chills, Headache, and Fatigue. N Engl J Med. 2015 Jul 30;373(5):468-75.」だったのですが、私が不在のため大城先生に指導をしていただきました。多彩な症状をしめすInfection-related summer feverにはいろんな疾患がありますが、マサチューセッツ州でも多くの病原体を蚊やダニが媒介することが多いようです。日本でもマダニ感染が昨今よく報じられています。本症例はBorrelia miyamotoi infectionの可能性が高いという話で、これは1995年にFukunagaらによって分離されたBorreliaです。ただ、日本ではこれまでBorrelia miyamotoiのi感染例は報告されていません。媒介するとされるIxodes persulcatusというマダニは北海道から本州中部にかけて生息することから、この潜在感染はあるかもしれないそうです。
Summer Fever
2015年8月17日

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